Stock, Hausen & Walkman (ストック、ハウゼン & ウォークマン)は、90年代を代表するUKサンプリング・コラージュ・ミュージックユニット。
ストック、ハウゼン & ウォークマン (1991-2001)というバンド名は、電子音楽のパイオニアであるカールハインツ・シュトックハウゼン、80年代の量産型ポップスを手がけたストック・エイトキン・ウォーターマン、そしてソニーのウォークマンを掛け合わせたものだ。
結成当初の1980年代後半は、マット・ワンド (バンド名付け親かつ創設者) とギタリストのレックス・カスウェルによる実験即興デュオでした。
活動中には、チェロのダン・ウィーバー、ドラマーのリチャード・ハリスン、アンドリュー・シャープリーらがライブやスタジオで参加。
1990年には、デレク・ベイリーの要請で「カンパニー・ウィーク」にも出演。
カスウェルがデンマークに移住し、ウィーバーがダンスや演劇の仕事でレコーディング休止になった後も、ワンドを中心として活動は続き、恐らく最も成功したアルバム「Organ Transplants vol.1 & 2」が制作された。 シャープリーも音楽面で貢献している。
ワンドは、S,H&W レコードを世に出すために Hot Air Recordsを設立・運営し、同レーベルで自分たちの作品だけでなく、他のアーティストの作品も幅広くリリースした。
現在もレーベルを続け、アルバムの企画、デザイン、プロデュースを行っている。
2001年にプロジェクトは終了したが、ワンドは Hot Air から「興味深い」S,H&W のアーカイブ・マテリアルをリリースし続けている。
Tracklist
A1. Sleep
A2. Upset
A3. Ordeal
A4. Broccoli
A5. Spot
B1. Feather
B2. Gruel
B3. Würstsaft
B4. Skipper
B5. Flagging