Samuel Lは、スウェーデンのトライバルテクノDJ・プロデューサー。「Day n’ Night」は自身が運営するSSLより2001年にリリースしたテクノトラック。
収録曲「Merengue」は、2002年にSlamやOliver Hoによりリミックスされクラブヒットになりました。
1999年にリリースされたデトロイト・テクノアンセム「Knights Of The Jaguar」以降のテクノシーンの変化を代表するトラックで、パワフルなベースライン、硬質なビート、そしてサイケデリックな要素を特徴とするデトロイト・テクノの典型的なサウンドを体現しています。
「Knights Of The Jaguar」の成功は、テクノシーンに大きな影響を与えた事は言うまでもなく、多くのアーティストたちがよりハードでアグレッシブなサウンドを追求するようになり、テクノはより実験的で前衛的な音楽へと進化していきました。
このSamuel Lの「Day n’ Night」は、テクノシーンの転換点となった画期的な「Knights Of The Jaguar」の後のテクノサウンドとして代表的な作品であり、また大きな影響を与えました。
2001年のテクノトラックの中で、まさにミレニアム直後のテクノサウンドで、まっすぐなビートにファンキーな要素が絡み合い、心地よいバスドラム、ブレイクもボーカルもなく、ただひたすら音楽が鳴っています。
このレコードは、テクノ好きを間違いなく最高の一日にしてくれる最高のトラックです。
Tracklist
A1.Outer Track. Merengue
A2. Inner Track. Merengue (Faze)
B1. Outer Track. Whithin
B2. Inner Track. Black On Black
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